
超音波検査(エコー検査)は、数MHz〜十数MHzの超音波を使って体の中の病気を調べる検査です。
エコー検査は、肝臓・胆道・膵臓・腎臓といったお腹の中の臓器全般から、心臓や血管・乳腺・甲状腺など、肺や気体のある部分と骨の奥以外の検査をすることができます。
超音波検査(エコー検査)は、とても安全な検査なので産婦人科の診察でお腹の中の赤ちゃんの発育具合を検査するのに使われていることは誰もがご存知だと思います。
また超音波検査(エコー検査)は装置自体が小型ことから、ベッドサイドや手術室での検査も可能ですし、スペースの少ない個人医院(診療所やクリニック)から、大学病院など大きな規模の病院まで幅広くの医療の場で大活躍しています。
超音波装置は小型で移動性にもたいへん優れています。 また、1回の検査で非常に多くの情報を得ることができます。 短時間で効率的に病気の状態を知ることができますので、いわゆる健康診断などのスクリーニング検査から、より精密な検査、そして緊急的な場面での検査にも対応できます。
さらに超音波検査(エコー検査)は人間ドックや企業での健康診断でも大活躍しており、最近は腹部だけでなく乳がん検診(乳がんエコー)や動脈硬化の検査(頚動脈エコー)にも用いられることが多くなってきています。
超音波検査(エコー検査)は、とても優れた医療検査ですが、問題点もあります。まず一つは、「骨や空気を超音波が透過できない」ということです。超音波検査(エコー検査)は超音波を使って検査を行ないますので、エコーが透過できない骨やガスの後側は検査が出来ません。
そしてもう一つの問題点は、エコー検査の結果が「実施する医師や技師の手腕に左右されてしまう」ということがあげられます。エコー検査は高い技術と豊富な知識、そして経験を必要としますので、実施する技術者のレベルアップが重要になってきます。